inspectionFY2007
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18 的研究 (4)代表者氏名:谷誠(教授) (5)運営メンバー:小杉緑子(助教)、伊藤雅之(PD)、大久保晋治郎(D3)、横山直人(M2)、中川良二(M1) (6)活動目的:熱帯雨林における水・炭素・諸物質の動態と大気との交換量の評価に関する研究 (7)2007年度予算総額:120万円 (8)2007年度予算内訳:90万円 (9)2007年度の活動計画:12月に出張し、水・二酸化炭素フラックスタワー観測設備の維持点検ならびに、二酸化炭素・メタン動態調査、修士課程院生に観測調査方法について修得させる。また、1月に出張し、カウンターパートのマレーシア森林研究所と、Pasoh森林保護区熱帯雨林試験地設備の維持等に関する打ち合わせを行う。 なお、生存圏研究所におけるフィールド・ステーション実際の現地調査については添付書類2にあるとおりである。また教員、研究員等の派遣に関しては添付書類3にあるとおりである。 5.1.4 その他 計画初年度にあたる平成19年度の予算の執行にあたっては、当初予定していたリサーチ・アシスタント(RA)の選任ができず、文科省からその理由の説明を求められ、下記のような説明を行った。次年度以降のRAの実施にあたっての注意のためにも敢えてその回答書を添付しておく。 GCOE雇用実態調査確認事項に対する回答書 京都大学グローバルCOEプログラム 「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」 拠点リーダー 杉原 薫 この度はRA、TAの予算執行に関しご迷惑をおかけして申し訳ありません。予定していた予算の執行を諦めたのは、①同じプログラムで公募したフィールド・ステーション等派遣事業に対する応募が予想したより多かったこと、②RAの潜在的対象者である学生の多くが今年度末の博論提出を目指して、この後期が論文執筆にとってかけがえのない時期になったこと、そして③幾つかのパラダイム研究会では、今回は日本におけるRA雇用よりは、海外の調査地における調査派遣に主力を注ぎたいとの意向が示され、そちらに予算を割いた、という幾つかの理由が偶然重なって起きた事態を反映した結果です。来年度からは、RA、TAを有効に利用し本プログラムにおける教育・研究の推進に大いに役立てたいと考えています。RAが学生の経済的支援としてのみでなくキャリアパスの上から非常に重要であることは言うまでもないことで、これまでの多くの学生がその恩恵を受

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