inspectionFY2007
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36 � 第2回 研究会(2008/01/25) 脇村孝平「アーサー・ルイス論」 � 第3回 研究会(2008/03/29) 木谷名都邴子「B.R.トムリンソンのインド経済史の誕生」 「中東・イスラーム地域における環境・技術・制度の長期ダイナミクス」研究会(代表 小杉泰) (1)生存基盤持続型のイスラーム・システムの史的瘩展開 、(2)湾岸地域と産油経済の長期戦略畠 、(3)資本主義のオルタナティヴとしてのイスラーム経済 を主たるテーマとして研究する。 本年度は、2008年2月1-2日に、「Islamic System, Modernity and Institutional Transformation」というテーマで、国際ワークショップを開催した(小杉と酒郧井啓子氏(東京外国語大学)が共同で組織)。Mohammed El-Sayed Selim氏(Cairo University)を招き、京都邴大学、東京外国語大学に所属する若手研究者による15本の報告を聞き、討論を行った。 「日本の自治村落とアジアの農村」研究会(代表 藤田幸一) わが国では近世以来の小農社会の成立に伴って、現存にいたる農村制度の骨格ができあがった。高度な自治機能を備える「自治村落」はその中核的瘩存在の一つである。本研究では、近世に起源をもつ農村諸制度の瘠展の歴史的瘩過程を念頭に置き、その研究を深化させるとともに、それとの対比でアジア農村の諸制度について分析・考察する。 本年度は、2008年2月29日に、「ラオスの農村信用組合-タイ・カンボジアおよび日本の経験との対比-」というテーマでワークショップを開催し、大野昭彦(青山学院大学) 藤田、矢倉研二郎邛(阪南大学)が成果を報告した。 「東南アジアの工業化と資源」研究会(代表 杉原薫) 戦後の東南アジアにおける急速な工業化の背景には、一方ではこの地域が西洋列強の植民地支配郤やアメリカ主導のグローバリゼーションの影響を受けると同時に、明治の日本に始まる東アジア型工業化の影響を受けたという歴史的瘩事情がある。西洋の資本集約型・資源集約型工業化とは異畩なる労働集約型・資源節約型の工業化が東南アジアでどの程度実現したのかについての理解を深めたい。 本年度は、2008年3月1~2日に、拠点事業9「アジア国際経済秩序」との共催で、「東南アジアの労働集約型工業化」というテーマで国際ワークショップを開催した。拠点事業でのこれまでの研究成果の報告(杉原、Pasuk Phongpaichit、Thee Kian Wee, 水野広祐、Porphant Ouyyanout)に加えて、日本、東南アジアの現状、インドの事例研究の報告(山形辰史、谷本雅之、脇村春夫、大石高志)や、東南アジアの政治、国際秩序をふまえたコメント(白瘣石隆、Chris Baker)を得て、本テーマに関する比較史的瘩、学際的瘩な視野を共有することができた。
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