inspectionFY2007
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43 6666.5555 研究イニシアティブ4研究イニシアティブ4研究イニシアティブ4研究イニシアティブ4 本研究イニシアティブは、生存基盤持続型瘠展のための、地域の知的瘩潜在力を瘠見し理解することを目的瘩としている。初年度においては、本イニシアティブの目的瘩を遉成するためにいかなる問いを立て、それにどのようなアプローチをすればよいのかをオープンな形で議論した。初年度は、3回の全体研究会、1回のワークショップ、1回の国際ワークショップを開催した。 研究会・ワークショップ � 第1回研究会(2007年10月29日) グローバルCOEイニシアティブ4の始動にあたり、今後の方向性を考えるために、参加するメンバーそれぞれが本研究プログラムにおける研究計画や抱負について報告した。瘠表者は、松林公蔵、東長靖、重田眞義、西真如、亀井敬史、生方史数、山越言、速水洋子、足立明である。各人の報告からは今後の展開につながる論点が示された。キーワードのみを羅列すると、たとえば 「文化の再生産」「人とモノの関係性」「高齢者の意味と生きがい」「スーフィズムと環境思想」「在来知」「相互扶助の住民組織」「持続可能な都邴市エネルギー」である。 � 第2回研究会(2007年11月13日) 重田眞義(ASAFAS)「アフリカ在来知の生成と実践―研究の構想と展望」 松林公蔵(東南研)「アジア高齢者の主観的瘩QOLの普遍性と多様性」 � 重田報告は、エチオピアの民族集団「アリ」の重要な食用植物である「エンセーテ(Ensete)」の栽培実践において、品種の多様性が保持されているメカニズムについて論じた。そこには無意識的瘩なレベルで種の多様性や自然保護を可能とするような在来の知が存在するのである。「在来知(Local knowledge)」は、人びとが自然・社会環境と日々関わるなかで形成される実践的瘩、経験的瘩な知であり、本プロジェクトである持続的瘩生存基盤を考えるにあたって重要なキーワードとなる。 � 松林報告は、21世紀の高齢者がいかなる生きがいをみいだすことが可能なのかについて、Quality of Lifeの視点から論じた。<サクセスフル・エイジング>においては、これまで理解されていたようなフィジカルな健康、メンタルな健康とともに、いわゆるスピリチュアルな視点を取り入れることがきわめて重要になっている。現在の医療痼では、純粋科学的瘩な“Evidence Based Medicine”とともに、個々人の訴えに依拠した医療痼 “Narrative Based Medicine”が注目されている。これらに加えて、生命や疾疞病疥そして死の意味を問いなおす“Value Based Medicine”としての医療痼のありかたが重要になることが指摘された。 � 第1回ワークショップ(2007年12月14日) 「技術と社会のネットワーク-研究課題と展望」 田辺明生 趣旨説明 福島真人(東京大学)「科学・技術と社会?―STS研究の展望と課題」 篠原真毅(生存研)「宇宙太陽瘠電所の是非-宇宙技術と地域社会との連連携」 生方史数(東南研)「ユーカリ論議からみえてくるもの」
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