inspectionFY2008
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27 6.研究イニシアティブ 6.1 パラダイム研究会 研究イニシアティブは、プログラムのメンバーが4つのイニシアティブにわかれて共同研究を行うために設置された。パラダイム研究会は、本報告書の2で述べた「パラダイム形成」という目標を担うとともに、イニシアティブ相互の関連や全体の流れを議論する、本プログラムの中心となる研究会である。平成20年度は10回(特別研究会を含めると12回)開催された。詳細は以下の通りである。 � 第7回研究会 (2008/04/21) 「生存基盤持続型発展を目指した研究活動報告」 杉原薫「生存圏研究におけるズームイン・ズームアウト」 河野泰之「熱帯の自然とは、その潜在力を生かす技術とは」 石川登「時空間のなかのバイオマス資源社会」 田辺明生「持続型生存基盤と地域の潜在力」 � 第8回研究会 (2008/05/19) 「生存の意味:現代社会におけるその変容をどう理解するか」 松林公蔵「脳科学から見た高齢化社会 -生存の意味をめぐるパラダイム転換」 討論者:落合恵美子(京都大学文学部)「アジアの少子高齢化と家族」、杉原薫 � 第9回研究会 (2008/06/16) 「遺伝子組み換え作物の可能性と危険性」 小泉望(大阪市立大学)「遺伝子組み換え作物の可能性と危険性」 討論者:神崎護 � 第10回研究会 (2008/07/14) 「社会基盤の創生とリスクマネージメント」 岡田憲夫(京都大学防災研究所)「社会基盤創生とその持続的なマネジメント: 計画論的アプローチ」 討論者:安藤和雄「地域社会から見た災害」、余田成男(京都大学大学院理学研究科)「東南アジア地域の気象災害軽減国際共同研究」 � 第11回研究会 (2008/09/22) 「化石資源世界経済における熱帯地域の世界戦略」 杉原薫「「化石資源世界経済」の形成と構造-エネルギー効率の改善と環境破壊の200年-」 討論者:石原慶一(京都大学大学院エネルギー科学研究科)、深尾葉子(大阪大学大学院経済学研究科) � 第12回研究会 (2008/10/20) 「熱帯地域における緑の革命―南アジアとアフリカ」 藤田幸一「『緑の革命』と経済的離陸:インドの経験から何を学ぶか?」 若月利之(近畿大学農学部)「水田農業の普及によるアフリカの緑の革命実現とアフリ

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