inspectionFY2008
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59 8.4 展望 拠点基盤整備部会は平成19、20年度の活動を通じて、その活動の大綱が定まったのち、順調に実行されている状況といえる。しかし、当初の目的を達成するためには、以下の諸点を留意しながら、活動の相互関連化をはかる必要がある。 1. データベース小部会では、パラダイム研究会、各イニシアティブ、次世代研究イニシアティブにおける諸成果をくみ上げることによって、文理融合型の生存基盤データベースを構築することを計画しているが、2年間の活動を経た現在、相当量の情報が集積されつつあるので、地点情報化し、G-COEのゴールに則した情報の関連付けと整備をおこなう。 2. 参加部局内で現在進行中の地域情報学の成果(地域研究データベースシステムHUMAP、T2MAP)とどのような整合性、データの互換性を持たせていくかが今後の課題として残されている。 3. 各部局で異なる図書の分類法の統一化についての議論が進められている。特に現地語資料にどのような分類を用いるかについての基準がないため、十分な討議が必要である。
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