inspectionFY2009
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37 Shirine JURDI (TUFS): “Empowerment of Women: Literature Review” Shiho SAWAI (TUFS): “Women’s Liberation or Containment? Social Organization of Indonesian Muslim Female Domestic Workers in Hong Kong” Intissar Al-FARTTOOSI (TUFS): “Internal Forced Displacement : as a result of Political Mobilization in Iraq post 2003 ” Yushi CHIBA (Kyoto University): “Media and Society in Contemporary Egypt ” Ai KAWAMURA ((Kyoto University): “Re-Islamization of Finance and the Related Legal Issues: From a Regional Comparative Perspective” Emiko SUNAGA (Kyoto University): “Islamic Revival in South Asia: A Case of Pakistan” Hasibullah MOWAHED (TUFS): "The Emergence of Maktab-e-Tauhid (Monotheism School) in Afghanistan: A New Trend in the Sufism Thought” Hiroshi YOSHIKAWA (Kyoto University): “Yemen's Foreign Policy and Strategy as an Aid Recipient” Shizuka IMAI (Kyoto University): “Breakdown of the Middle East Peace Process and Redefinition of Jordan” Mohamed Omer ABDIN (TUFS): “Peace-building and Elections in Sudan” 「日本の自治村落とアジアの農村」研究会(代表 藤田幸一) わが国では近世以来の小農社会の成立に伴って、現在にいたる農村制度の骨格ができあがった。高度な自治機能を備える「自治村落」はその中核的存在の1つである。本研究では、近世に起源をもつ農村諸制度の発展の歴史的過程を念頭に置き、その研究を深化させるとともに、それとの対比でアジア農村の諸制度について分析・考察する。 本年度は、第1回研究会を2009年6月14日(日)に京都大学東南アジア研究所で開催し、有本寛(東京大学)「コミュニティ動員型政策と農村社会構造」、佐藤慶子(ASAFAS)・藤田幸一(CSEAS)「南インドの集落レベルのカースト自治組織」、樋渡雅人(北海道大学)「ウズベキスタンのマハッラにおける社会的紐帯」の3つ報告と討議を行った。第2回研究会は、2009年11月1日(日)に京都大学東南アジア研究所バンコク連絡事務所にて開催し、大野昭彦(青山学院大学)「インド北西部のふたつの村から」、岡江恭史(農林水産政策研究所)「ベトナム北部村落における銀行融資と社会関係」、生方史数(岡山大学)「タクシン政権以降のタイ農村社会構造と組織」の3つの報告と討議を行い、また翌2日(月)には、バンコク近郊・ナコンパトム県の農村を視察し、地方分権化の象徴的存在である行政区(タンボン)を訪問してその機能の実態を見るとともに、日本輸出向けのアスパラガス産地を視察した。第3回研究会は、2010年1月30日(土)、31日(日)の2日間をかけて、京都大学東南アジア研究所で開催し、松本武祝(東京大学)「植民地朝鮮における農業水利秩序の改編-萬頃江流域の事例」、小林知(京都大学)「カンボジア農村における社会構造研究の展望」の2つの報告と討議を行った。以上のように本年度は、アジア各地の地域研究者による各地域農村社会構造に関連した研究会を開催し、日本の自治村落を比較軸にした討論

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