jikotenken_2012naito
59/180
- 56 - 本年度も、「セッション」「ページビュー」ともに多くの数が示された。また、Google Pagerank(ページランク)評価においても、6/10という高い値が昨年にひきつづき継続して示されている。これは、学術情報サイトとして高い評価が表されたとも述べられ、SEO対策の効果とHP運営の成果の指標とも述べられる。 またそれらの効果について、ウェブアクセスログをオープンソース・ソフトウェアである「Webalizer」で直接解析するという異なる視点から検証した結果を下記に纏めた。 解析期間:2007年10月〜2011年3月31日 日英アクセス総数:4,261,172ページ 日英訪問者総数:720,190 日英ダウンロード総容量:296,340,914KB (約296GB) ウェブブラウザが利用するCookieを使ったカウント手法を採るGoogle Analysisと異なり、検索エンジンやその他様々な接続方法をすべて記録するウェブアクセスログを解析しているため、アクセス数はGoogle Analysisよりもかなり多くなっている。しかし、双方のアクセス総数同士と訪問者総数同士の比率はいずれも「1:5」となり、伸び率は同じである。このことからも、積極的な更新を続けるWEBサイトへの関心が高いことをうかがい知ることができる。2010年4月以降に収集した検索結果からの来訪者に関するキーワードについては、2010年度にアクセス数が最も多かった2011年2月を例にとって見ると、検索エンジンが全体の3割ほどのアクセス数となっており、検索結果からの来訪については、「生き物と水のかかわり」「トランスサイエンス」「アブラヤシ研究会」「アジアの看護を理解しよう」「アグロフォレストリー」など、本グローバルCOEの研究会で頻繁に出てくるキーワードがずらりと並ぶ。それに加えて、毎月コンスタントに出てくるのは、それぞれメンバー個人名での検索である。下記に、月ごとのアクセス数(赤)と訪問者数(青)をグラフ化すると、例年1月〜3月に爆発的な増加をしつつも全体的にみると増加傾向にあると言える。爆発的な増加については、推測の域を超えないが、年度末の各種年度報告および次年度に向けた計画案を練るなどのために増えているのではないかと思われる。 図7:「Webalizer」検証データ
元のページ