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京都大学生存研研究集会 (2008/1/21-22)

日 時:2008年1月21日(月)13:30~22日(火) 
場 所:京都大学木質ホール(京都大学宇治キャンパス)

京都大学生存研研究集会
「自然地理的条件と持続可能な開発-ブラマプトラ流域を対象として」
 

趣旨:莫大な人口を擁する発展途上地域における、持続可能な発展戦略を探ります。
そのために、ブラマプトラ川流域をひとつの対象領域としつつ、他の地域との対照も交えながら、モンスーン気候・地域水循環・地域植生・保健衛生・農林水産業生態系・農村社会の現状とその動態の先端研究を交流します。
この研究集会を通じて、ブラマプトラ川流域の社会とそれを規定する自然条件の現状を総体として理解し、地域社会の発展に向けた具体的な戦略を明らかにする基礎が築かれることが期待されます。
また、参加する自然科学研究者から見れば、自らの研究の持つ社会的意味を理解する機会となり、社会科学研究者から見れば、その社会の基盤を形作る自然的条件を深く理解する機会ともなります。
アジアを対象とした多様な研究領域に携わる、分野を超えた幅広い研究者の参集を呼びかけます。

プログラム:1月21日(月)
13:00 受付開始
13:30 開会挨拶
13:35-
  • バングラデシュにおけるシビアローカルストーム発生日の総観場の特徴について
    山根悠介(京都大)
  • バングラデシュにおけるプレモンスーン期の降水現象
    木口雅司(東京大)・山根悠介(京都大)・江口菜穂(環境研)・村田文絵(高知大)・寺尾 徹(香川大)・林 泰一(京都大)・沖 大幹(東京大)
  • バングラデシュ及びその流域におけるモンスーン季降水の特徴
    村田文絵(高知大)・寺尾 徹(香川大)・林 泰一(京都大)・S. Karmakar(BMD)
14:50-
  • ブラマプトラ流域の降雨と稲作
    松本 淳(首都大学東京)・浅田晴久(京都大)・*福島あずさ(首都大学東京)
  • バングラデシュ農村部の母子の健康
    大久保麻矢(目白大)
  • バングラデシュ氾濫原農村における屋敷地の植生の変化
    -タンガイル県ドッキンチャムリア村の事例から-

    吉野馨子(京都大)
  • バングラデシュ東北部における高分解能降水量推定手法と水文モデル
    寺尾 徹(香川大)・M. N. Islam(SMRC)・S. M. Shah-Newaz(IWM)・村田文絵(高知大)・林 泰一(京都大)
16:25-
  • 2007年11月のサイクロン"Sidr"によるバングラデシュの災害について(速報)
    林 泰一(京都大)・村田文絵(高知大)・Md. N. Islam(SMRC)
  • バングラデシュにおけるサイクロン「シドル」後の疾病調査
    橋爪真弘(長崎大)・松尾信昭(神戸夙川学院大)・西原 徹(東京農工大)・Manirul Islam(ICDDR,B)
  • 空から見たブラマプトラ流域
    加藤丈朗(朝日新聞社)
  • 島は動いた!~温暖化で注目される自然災害大国・バングラデシュ取材記
    中山由美(朝日新聞社)
18:15-20:00 懇親会

 
1月22日(火)
9:10-
  • 2007年夏季アジアモンスーン域の水蒸気変動
    江口菜穂(環境研)・木口雅司(東京大)・村田文絵(高知大)・山根悠介 (京都大)・津島俊介(京都大)・寺尾 徹(香川大)・林 泰一(京都大)
  • ヒマラヤ周辺の降水量の定量評価
    谷田貝亜紀代(地球研)
  • ヒマラヤ山脈における土地開発過程
    宮本真二(滋賀県立琵琶湖博物館)・安藤和雄(京都大)
10:20-
  • アッサムの地域開発におけるフィールドミュージアムの可能性と問題点
    大西信弘(京都学園大)
  • 農村開発における環境適応型技術と技術の定着
    内田晴夫(近畿中国四国農業研究センター)・安藤和雄(京都大)
  • 開発と健康:「地球研・熱帯アジアの環境変化と感染症」プロジェクトから
    門司和彦(地球研)・橋爪真弘(長崎大)
  • ブラマプトラ上流氾濫原の作付体系の近年の変容
    -アッサム州カムループ県ムクタプール村での事例調査研究-

    安藤和雄(京都大)・ニッタノンダ デカ(ゴウハティ大学)


発表時間15分・質疑応答5分を目安にお願い致します。

第1著者が発表者でない場合には、発表者の前に*を付して示しました。

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