日 時:2008年3月21日(金) 15:00~17:30
場 所:地球研.セミナー室3,4
(
http://www.chikyu.ac.jp/rihn/access/guide_j.html)
『マレーシアにおける先住民の土地、政府の土地:半島、サバ、サラワクの比較』
共催:日本マレーシア研究会関西例会・地球研(森林認証プロ、生態系ネットワークプロ)
スピーカー:信田敏宏(民博)、内藤大輔(京大院AA研)、市川昌広(地球研)
要旨: 今日のマレーシアでは、先住民の土地利用、政府や企業による森林開発、プランテーション開発などの局面において、様々な土地利用の状況が見られる。とくに、マレーシア半島、サバ州、サラワク州の間での土地利用の仕方には、大きな違いが見られる。なぜ、そのような違いが見られるのか。本研究会では、上記3つの地域の統治体制の変化やそれに伴う土地利用の変化、さらには本格的な開発がみられるようになった植民地統治以降の変化の状況を、下記の項目に着目しつつ、比較してみたい。信田が半島、内藤がサバ、市川がサラワクの状況について話題提供をした後、総合討論をおこなう予定である。
1.植民地統治以前の土地の権利と利用:(先住民社会)
2.植民地統治による土地の区分、囲い込み
3.先住民の土地権利とその発生:(先住民の土地利用)
4.土地・森林関係の産業の歴史:(域外社会・経済との関係)
5.森林政策、自然保護
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