バイオマスデザインとリファイナリー -競合から共存へ-(2008/05/09)
日 時: 2008年5月9日(金)
場 所: 神戸大学百年記念館・六甲ホール (神戸市灘区六甲台町1-1)
参加費: 無料
共催: 日本農芸化学会(薮田セミナー開催補助による)
後援: NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議バイオマス研究会
懇親会: 瀧川記念学術交流会館 (会費5,000円)
オーガナイザー: 植田充美 (京大農)、近藤昭彦 (神大工)、吉田和哉 (奈良先端バイオ)
開催趣旨
地球温暖化防止に向け、バイオ燃料生産や化成品合成の石油代替への転換などの原料植物の増産と改良への戦略と実践は急務である。そのためには、バイオ燃料生産プロセスを最適化する植物バイオマスを質的、量的に改良する「バイオマスデザイン」がキーテクノロジーとなる。世界初のバイオリファイナリーセンターが設立された神戸大学から、食糧との競合から脱却した新しいバイオリファイナリーを提言する。
プログラム (敬称略)
13:30~初めに 植田充美 (京大院・農)
13:10~御挨拶 福田秀樹 (神大院・自然)
【座長: 吉田健一(神大・農)】
13:15~13:40 発酵プロセスから要請される植物バイオマス
近藤昭彦 (神大院・工)
13:40~14:05 植物バイオマスの糖化技術について
澤山茂樹 (産総研・中国センター)
【座長: 中山英樹(奈良先端大・バイオ】
14:05~14:30 リグニンの代謝制御による木質バイオマスの改良
梅澤俊明、鈴木史朗 (京大生存圏研、京大生存基盤研)
14:30~14:55 モデル植物を用いた木質バイオマス改変へのアプローチ
出村 拓 (理研・植物科学センター)
【座長: 近藤昭彦(神大院・工】
14:55~15:55 根寄生雑草の防除による植物バイオマス増産
杉本幸裕 (神大院・農)
15:20~15:45 作物促進栽培へのチャレンジ
植田充美、黒田浩一 (京大院・農)
15:45~15:55 休憩
【座長: 黒田浩一(京大院・農)】
15:55~16:20 イネのカリウム/ナトリウム輸送体を利用した植物分子育種
吉田和哉 (奈良先端大・バイオ)
16:20~16:45 ホウ素トランスポーターを利用した植物生育の改善
藤原 徹 (東大・生物生産センター)
【座長: 吉田和哉(奈良先端大・バイオ)】
16:45~17:10 石灰質アルカリ土壌耐性植物の作出による植物生産性の向上
西澤直子 (東大院・農学生命)
17:10~17:35 植物生産性とソース/シンクバランス
横田明穂 (奈良先端大・バイオ)
【座長: 福崎英一郎 (阪大院・工)】
17:35~18:00 メタボロミクスと植物バイオテクノロジーの新展開
柴田大輔 (かずさDNA研究所)
18:00~18:25 急がれる植物バイオマス増産
新名惇彦 (奈良先端大・バイオ)
18:25~18:30 おわりに 吉田和哉 (奈良先端大・バイオ)
18:30~ 懇親会
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