日 時:2008年11月12日(水) 17:00~
場 所:総合研究2号館(旧工学部4号館)4階東側・大会議室(AA447)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access.html
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今回は『ペルセポリス』を上映します。この作品はイラン出身の漫画家マルジャン・サトラピの半自伝的ベストセラー作品をもとに制作したアニメ映画です。イラン革命に影響を受け、海外で教育を受け、再びイランに戻る少女が成長する様子をモノクロのアニメで活々と、ユーモラスに描いています。2007年カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品審査員賞を受賞しました。
一方、この作品は、内容が反イスラム的であるとして、イランやレバノンなどで上映が制限されました。現在フランス在住のサトラピ監督が革命批判とも解釈ができる作品を制作したことに対しては、イラン国内だけではなく、在米イラン知識人のあいだで強い批判があるようです。この作品の上映会を通じて、「西洋の価値観に同化したエリート
亡命知識人」がイラン革命批判をしている、という反批判が提起している問題などについて考えたいと思います。上映後には、イラン現代文学がご専門の藤元優子先生(大阪大学)をお招きし、作品の解説をしていただきます。ぜひお越しください!
原作・監督・脚本:マルジャン・サトラピ
共同監督・共同脚本:ヴァンサン・パロノー
95分
言語: 英語
字幕::日本語
公式サイト:
http://persepolis-movie.jp/
関連サイト:
http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2351151/2644942
http://www.afpbb.com/article/1623130
http://www.afpbb.com/article/entertainment/movie/2370199/2778738
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d0000008t93.html
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