日 時:2008年11月7日(金) 18:00開場 (18:30 開始)
場 所:京都大学 総合研究棟2号館(旧工学部4号館)4階会議室(AA447)
会場までの道のりは、以下のアクセス・マップをご覧下さい。
アクセスマップ:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
【演題】
ジャマイカからみた日本のレゲエ文化:アフロ-アジア民族誌に向けて
【発表者】
マーヴィン・スターリング氏
(インディアナ大学人類学部/京都大学人文科学研究所招聘研究員)
【要旨】
人種概念のパフォーマティビティと表象への理論的な関心のなかで、これまで日本におけるジャマイカン・ポップ・カルチャーの受容について幅広く調査をしてきた。本発表では、国際的なレゲエ・シーンでの日本人アーティストの活躍に対して、ジャマイカでどのような反応が起きているのか、考察する。そして、アフロ-アジアに関する民族誌的研究のアプローチが、ジャマイカ人と日本人とのあいだで展開しているグローバルな異文化接触を考えるための有効な視座であると論じる。とくに今回は、「アフリカ人」と「アジア人」とのあいだの3つの鍵となる言説的つながり、「植民地近代」・「ポスト植民地」・「グローバル・ポスト近代」について分析する。
(※発表は日本語で行われます)
【備考】
*事前の参加予約は必要ありません。
*当日は、資料代として200円をいただきます。
*京都人類学研究会は、京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ大学院生・研究者がその研究成果を報告する場です。どなたでも自由に参加いただけます。
松村圭一郎(11月例会担当)
清水展(京都人類学研究会代表)
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