日 時:2009年3月4日(水) 16:30~ 鑑賞後監督によるトーク、質疑応答あり
場 所:京都大学 稲森財団記念館3階 大会議室
アクセスマップ:
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_m.htm
共 催:総合地球環境学研究所・中国環境問題研究拠点
脚本・監督・製作:馮艶(フォン・イェン)
言 語:中国語、日本語 字幕: 日本語
時 間:85分
参 考:
http://www.yidff.jp/97/cat051/97c057.html
今回の観る会は、馮艶(フォン・イェン)監督をお招きして、同監督による「長江の夢」を観ます。「長江の夢」は同監督の2007年の作品で、山形国際ドキュメンタリー映画祭をはじめとする、各国の映画祭の受賞作品「長江にいきる-秉愛(ビンアイ)の物語-」の原点になる作品です。両作品とも、三峡ダム建設によって移住計画の対象となった人々の物語ですが、「長江にいきる-秉愛(ビンアイ)の物語-」がビンアイという一人の女性に焦点をあててえがかれているに対し、「長江の夢」は様々な背景を持つ家族が登場しています。
「長江にいきる:秉愛(ビンアイ)の物語」は、3月下旬より大阪の第七芸術劇場、京都シネマ、神戸アートビレッジで公開予定です。「長江にいきる:秉愛(ビンアイ)の物語」関西公開に先立って、監督とともに観る今回の会、お知り合いの方にも声をかけていただき、ぜひご参加ください。
馮艶(フォン・イェン)監督のプロフィール【山形国際ドキュメンタリー映画祭サイトより】
1962年天津生まれ。天津の大学で日本文学を学んだ後、日本に留学。1988年から13年間日本に滞在し、京都大学大学院経済学研究科博士課程で農業経済学を研究する。
1993年の山形国際ドキュメンタリー映画祭でドキュメンタリー映画作家小川紳介(1935~1992)の語りを収録した『映画を穫る―ドキュメンタリーの至福を求めて』(山根貞男編集・筑摩書房)と出会い、触発されて中国語に翻訳し台湾で出版する。
1994年、映像ジャーナリストの集団アジアプレス・インターナショナルに入り、写真とビデオ制作を学び、ドキュメンタリー製作を開始。学校に行けない子どもたちや、三峡ダムで水没する長江沿岸部など中国農村部の人々の暮らしを撮り続ける。
現在三峡移民を描く一連の作品群の集大成となる『長江の女たち』(仮題)の編集中。
問い合わせ先:京都大学東南アジア研究所 北村
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