Custom Search

Language

Contents

アンケート

本サイトをおとずれた理由

本サイトをおとずれた理由は何ですか?

  •  プログラム概要閲覧
  •  研究会情報
  •  プログラムメンバー
  •  フィールドステーション
  •  報告閲覧
  •  プログラム成果閲覧
  •  写真閲覧
  •  公募
  •  その他
このアンケートにはさらにもう 2 件、質問があります。
結果
他のアンケートを見る | 96 voters | 0 コメント

ログイン

ログイン

第156回アフリカ地域研究会(関連する学会・研究会)

京都大学アフリカ地域研究資料センター
第156回アフリカ地域研究会のご案内

日 時:2009年9月24日(木)14:00 ~ 17:00

場 所:稲盛財団記念館3階大会議室(京都市左京区吉田下阿達町46)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_b.htm


テーマ:Accountability of World Bank Works: The Role of Inspection Panel
(世界銀行事業の説明責任:インスペクション・パネルの役割)

演題1:Accountability from the Bottom-up: The Role of Inspection Panel
(下からの説明責任:世界銀行インスペクション・パネルの役割)

講師1:Dr. Werner KIENE, Chairperson of World Bank Inspection Panel
ヴェルナー・キーネ 博士(世界銀行インスペクション・パネル、委員長)

演題2:DRC Forest Policy and the Indigenous People: From the Experience of
Inspection Panel’s Mission to DRC
(コンゴ民主共和国の森林政策と先住民:世界銀行インスペクション・パネルの業務に参加して)

講師2:Dr. Mitsuo ICHIKAWA, Professor at the Center for African Area Studies,
Kyoto University
市川光雄 博士(京都大学アフリカ地域研究資料センター、教授)

【要約】
世界の開発政策を主導してきた世界銀行は、その事業が現地の住民や環境に悪影響を及ぼす可能性を最小限にするために、さまざまなsafeguard(安全策)を講じてきた。それらは、「環境アセスメント」、「森林」、「自然保護」、「強制移住」、「文化遺産」「先住民」など、多岐の分野にわたる事業指針(Operational Policy)あるいは業務に関する指示(Operational Directive)として明文化されているが、実際の事業がそれらの指針や指示に合致しているかについて、現地住民側からの要求に基づいて査閲をおこなうのがインスペクション・パネルの業務である。1993年に世界銀
行によって、世銀本体とは独立した監視機関として設立されたインスペクション・パネルは、3名の委員と業務に精通した数名の事務局員から構成され、査閲対象ごとに委嘱された専門家(コンサルタント)の助力を得て、これまでに50以上の世銀援助事業に対して査閲活動を行ってきた。
今回の講演では、インスペクション・パネルの活動と、それが世銀活動のアカウンタビリティに果たしている役割、これまでの主な査閲活動の概要、そして近年、その後の世銀業務に大きな影響を与えたコンゴ民主共和国の森林制度改革に対する査閲活動について報告する。まず、インスペクション・パネルの委員長であるヴェルナー・キーネ博士が世銀のアカウンタビリティとインスペクション・パネルの役割について講演し、次にコンゴ民主共和国での援助事業の査閲活動に専門家として加わった市川光雄教授が同国の森林制度改革の先住民社会への影響について報告する。

 

この研究会は日本アフリカ学会関西支部との共催です。

アフリカ地域研究会の案内をFAXおよびE-mail でお送りしています。
ご希望の方は下記にお知らせ下さい。
連絡先:京都大学アフリカ地域研究資料センター、宮本可奈子
TEL:075-753-7821 FAX:075-753-7810
E-mail:kanako[at]jambo.africa.kyoto-u.ac.jp