京都大学東南アジア研究所が担当する生存基盤科学研究ユニット京滋フィールド
ステーション事業の一環として、下記のワークショップを開催いたします。
ワークショップでは、9月9日に行われた筏流しのイベントにおいて保津峡
・落合から嵐山へ筏を組んで流した木材の一部を京大博物館に運び、再度、筏組
みの実演をする予定です。
日 時:2009年9月12日(土)14:00~15:30
場 所:京都大学総合博物館1F
内容:
1200年の歴史のある大堰川(保津川)の筏流し。
かつては丹波地方から良質の木材が筏となって、京都に運ばれました。
その中で今の亀岡市と京都市を結ぶ保津峡は一番の難関とされました。
今回は昭和期に活躍された保津川の元筏士の方々からの聞き取りを行ってきた
東南アジア研究所・特任研究員、河原林洋氏の指導の下、昭和のカン筏を皆さん
で作ってみましょう。筏流しの合理性と利便性の一端に触れることで、森と川と
都市との関わりを再考するきっかけ作りとなれば幸いです。
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/japanese/event/workshop090912.html