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[生存基盤科学研究ユニット京滋フィールドステーション事業 第17回](関連する学会・研究会)

日 時:2009年11月27日(金) 16:00~19:00

場 所:守山フィールドステーション
(滋賀県守山市梅田町12-32、JR守山駅から徒歩5分)

 

発表者1:リンチン氏(Brokpaの人たちの社会福祉協会会長)

発表タイトル:「Brokpaの人と社会福祉協会の活動」

発表内容:インド・アルナチャール州の、ブータンとチベットに国境を接したWestKameng県とTawang県には、チベット系のモンパ族が暮らしている。標高1300mから3000mに村が点在している。モンパ族は、生業により移牧を行うBrokpaと、農耕を行うUnpaとからなる。Brokpaは標高3000m前後に村をつくり、5月から10月までの間3000mから4000mにYakの移牧を行い、11月から4月を3000mの冬の定住村でYakの放牧をする。Unpaの人々は、2500mから1300mに村をつくり、1300mから1500mの谷の村では、水田を中心に、1500mから2500mでは、シコクビエ、トウモロコシを中心に、作物栽培を一年を通じて行っている。Brokpaの人々とUnpaの人々の間には、バター、チーズとトウモロコシ、米の物々交換が今でも盛んである。ネパールのチベット系のシェルパやブータンの人々は、一般に、半農半牧であるが、WestKamengとTawangのMonpaでは、農耕と牧畜は分業化している。近代化の波は、一年を通じて定住しない高所に住むBrokpaの人々の伝統的な暮らしを直撃しつつあり、リンチン氏らの社会福祉協会は、この問題解決に実践的にたちあがっている。その活動についてお話をうかがう。


発表者2:ダニ・ドリ氏(Dirang県保健局局長)

発表タイトル:「Dirang県の医療と健康」

発表内容:保健衛生問題は、現在の農村開発行政の柱である。1300m~3000mの標高差をともなったWestKameng県の保健衛生の現状と、問題点、今後の課題について、お話をうかがう。特に、Brokpaの人々の暮らしの保健衛生面からも豊かにしていくための具体的な課題について、研究会に参加している人々とともに考える。