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「実践的地域防災教育研究会『被災地に関わる災害研究とは』」(若手養成・研究部会 研究会)

2006年5月に発生した中部ジャワ地震を契機に、東南アジア研究所有志による 社会的災害復興支援・地域研究が、とりおこなわれることとなりました。 この間、京都大学大学院工学研究科と共同で、毎年8月から9月にかけて、 ジョグジャカルタ特別周および中ジャワ州の被災地において、主として小学生を 対象とした防災教育普及活動に取り組んできました。 2009年度は、立命館大学国際部の協力も得て、三者による防災教育活動を 実施いたしました。 本活動報告会では、直接的には自然災害を専門とはしない教員・研究員・大学院生・ 学部学生が、緊急時のボランティアや短期的な調査研究の枠にとどまらず、いかに 被災地と関わってきたか、その経験について報告します。

日 時:2009年11月27日(金) 13:30-17:00
場 所:東南アジア研究所 共同棟4階 セミナー室

【報告会次第】
13.30-
説明:浜元聡子/東南研

13.50-14.50 (質疑応答20分)
報告者:間中 光/立命館大学大学院社会学研究科博士課程前期
「大学生による長期的な被災地支援の可能性
~立命館による災害復興支援を事例に~」

近年、大規模な自然災害に対し、世界中のさまざまなアクター が支援活動を行うようになったが、それらの多くは緊急支援・ 復旧支援に集中し、ほとんどのアクターは1年以内に被災地から 撤退することが多い。
しかし、災害によって明らかになった問題の中には、長期的な 取り組みを要する問題も多い。そのような問題に対し、大学生は どのような支援ができるのであろうか。本報告では、学校法人 立命館とその学生たちが行っているジャワ島中部地震支援を事例 に、その可能性と限界について考える。

14.50-15.50
報告者:長神新之介/京都大学大学院工学研究科・KIDS
「インドネシアにおける防災教育活動と現状」

2004年スマトラ沖地震津波以来、インドネシアの自然災害の被災地で 防災教育活動の普及に携わってきた学部学生・大学院生の立場からの臨地報告。 被災地で実施している防災教育の一部を再現する予定。

15.50-16.40
報告者:浜元聡子/東南研
★GCOE次世代研究イニシアティブ研究の報告を兼ねます。
「被災地に生きる選択」

2009年10月20-22日にジョグジャカルタ・国立ガジャマダ大学において 開催された「国際シンポジウム・災害-理論・研究・政策」において、 頻発する自然災害に対して、大学等研究機関がエージェントとなって、 政府と被災地社会とを円滑に連携させるような災害時対応が必要であるという 合意が出された。自然災害をめぐり、多様な立場からの多様な議論が 展開されるようになった一方、「大きな被災」の中の「小さな被災地」は、 頭上でなされるさまざまな議論から取り残されたり、被災者不在のままで さまざまな決断がなされる状況下で、震災後の日常を過ごしている。 2004年3月にバワカラエン山大規模崩落による地すべり災害を経験した 南スラウェシ州レンケセ集落と、2006年5月の中部ジャワ地震による 地すべり災害を経験した新レペン村の事例を紹介しながら、 被災地に関わる研究のあり方について考察する。