南部アフリカ地域研究会では、11月20日にナミビアのウィントフックにて、"現代南部アフリカにおける社会経済変動と環境・地域住民の動態:地域研究からのアプローチ" といった内容のシンポジウムの開催を企画しています。
7月21日(水)は、シンポ発表予定者の発表内容報告会を行います。
今回の報告者は、中山(裕美)、村尾、姜、成澤です。
また、翌22日(木)にはシンポ内容に関連した読書会も予定しています。
南部研は通常オープンな研究会ですので、報告会・読書会の内容に関心を持たれた方はぜひご参加ください。
<報告会>
日時:7月21日(水)15:00より
場所:稲盛財団記念館3階セミナー室(307)
-暫定プログラム- (発表:20分、質疑コメント:25分、日本語)
15:00-15:45 村尾「自主的定着難民が再編する境界:ザンビア西部州におけるアンゴラ移住民の土地利用から」
15:45-16:30 成澤「アフリカにおける『女性の周縁化』再考:ザンビア・トンガ農村社会の変容と女性の経済実践」
16:30-17:15 姜「治療経験をもとにしたケアコミュニティの出現:ザンビア、ハンセン病回復者定着村の事例」
17:15-17:25 休憩
17:25-17:45 セッション総括(村尾・成澤・姜のテーマ:「周縁化」と自立性)
17:45-18:30 中山「南部アフリカ地域における難民政策と地域実践」
18:30-18:50 打ち合わせ
19:00~ 懇親会(参加希望の方は成澤までご連絡ください)
なお残りのシンポ発表予定者である、手代木・伊藤(千)・藤岡(セッションテーマ:脆弱性論の再考)と、山科・井戸・(中山)(セッションテーマ:国家政策とローカルな実践)につきましては8月に報告会を開く予定です。
<読書会>
日時:7月22日(木)15時より
場所:稲盛財団記念館3階多目的室(329)
今回読み合わせをする文献は以下の通り(担当者:①中山、②藤岡)
①『アフリカ国家を再考する』(川端正久・落合雄彦編、晃洋書房、2006年のうち、*第1章・3章・14章*
②"A New Scramble and Development?: Imperialism, Investment and Development" (Southall, R. & H. Melber eds., University of KwaZulu-Natal Press, 2009) のうち、*第1章*("Scrambling for Africa? Continuities and Discontinuities with Formal Imperialism"