イスラーム地域研究共同利用・共同研究拠点(京都大学)の中東現代文学研究会の成果を一般に公開する公開講演会「中東現代文学への招待」を早稲田大学中心拠点と京都大学拠点が協力して下記要領で開催いたします。
中東現代文学研究会ではこれまで各国文学研究という枠組みを越えた比較文学研究を模索してきました。この公開講演会では特に、あまり読まれていないが魅力的な小説を紹介するという趣旨のもと、アラブ文学・ペルシア文学・トルコ文学・ベルベル文学・移民文学・ヘブライ文学を扱います。
多数のご参加をお待ちしております。入場無料、事前のお申し込みも不要です。
なお、この公開講演会は、7月にバルセロナ世界中東学会における日本中東学会主催パネルの発表を一般の方々に還元することを目的の一つにしています。
イスラーム地域研究機構共同利用・共同研究拠点「中東現代文学研究」公開講演会
「中東現代文学への招待――豊饒さと多様性のアラベスク――」
【日時】2010年9月4日(土)13:30-17:00 (13:00開場)
【場所】早稲田大学小野記念講堂(小野梓記念館[27号館]B2F)
下記URLをご参照ください。
http://www.wasedabunka.jp/about/access
プログラム
13:30-13:40 開会のあいさつ
13:40-15:10 公開講演会「中東現代文学への招待」
講演1 岡真理(京都大学)
「砂漠の下に秘められた泉――現代アラブ小説の魅力について――」
講演2 勝田茂(大阪大学)
「現代トルコ文学――アナトリアからの発信――」
講演3 藤元優子(大阪大学)
「現代イラン文学――孤独の迷宮を抜けて――」
15:10-15:30 休憩
15:30-17:00 パネルディスカッション「中東現代文学――ジャンルと言語を越えて――」
司会:山本薫(東京外国語大学)
パネリスト:岡真理、勝田茂、藤元優子、濱崎桂子(立教大学)、鵜戸聡(東京大学)、細田和江(中央大学)
問い合わせ先:早稲田大学イスラーム地域研究機構:info(at)islam.waseda.ac.jp