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「コンゴにおける紛争と鉱物資源」[第5回 アフリカセンター国際研究フォーラム会合](関連する学会・研究会)

下記のとおり第5回のアフリカセンター国際研究フォーラム会合を開催します。
オープンな集まりですので、ご自由に参加下さい。

日 時:2010年11月2日(火)16:30~18:00
場 所: 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
稲盛財団記念館3階中会議室(京都市左京区吉田下阿達町46)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_b.htm

 

講師:高美穂
(英国コベントリー大学 人間の安全保障応用研究センター博士課程、
元アフリカ平和再建委員会ルワンダ事務所代表)

演題:コンゴにおける紛争鉱物アプローチの可能性と課題

要旨:
コンゴ民主共和国(DRC)は、1996-1997年と1998-2003年の戦争後、暫定政権設立と民主的選挙を経たにも拘らず、主に東部において紛争が続き、540万人にのぼる死者数を出している。コンゴの紛争は、公式経済の崩壊、民族に絡んだ国籍と土地問題、政治的統治と民主化の問題、及び地域の安全保障が、複雑かつ重層的に絡み合っているが、コンゴに豊富な天然資源も紛争の主要因としてあげられる。
天然資源と紛争の関連に注目した資源の呪いやグリードについての学術論議が、政策立案に影響力を持つ中、タンタルや、錫、タングステンといった鉱物資源が、紛争鉱物としてコンゴ東部紛争長期化の主要因として脚光を浴びている。コンゴ東部におけるこれらの鉱物の採掘及び売買は、大部分が政府の管理外で違法、非公式に行われているため、武装勢力の財源として争われるほか、採掘、売買に関わる人々の人権や環境破壊が問題となっている。
コンゴ政府による統治が不十分な中、これらの鉱物資源を利用する電子産業界は人権デューディリジェンス(適正評価)を含めたサプライチェーン管理を要求されている。このセミナーでは、コンゴ東部紛争と紛争タンタルの関係、及びマルチステーキホルダーアプローチによる紛争タンタルへの対応に関する発表者の研究をもとに、コンゴにおける紛争鉱物アプローチの可能性と課題について議論する。

このフォーラムは、平成22年度京都大学全学経費による第5回国際共同研究
「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」による催しです。

共催:科学研究費(基盤A)「アフリカ在来知の生成とそのポジティブな実践」

連絡先:京都大学アフリカ地域研究資料センター
TEL: 075-753-7803 FAX: 075-753-9191
caasstuff[at]jambo.africa.kyoto-u.ac.jp