「歴史のなかのバタヴィア」
講師:レオナルド・ブリュッセ氏(オランダ・ライデン大学教授)
*当日は英語での講演になります
[日時]:2010年12月7日(火) 14:00~16:00
[会場]:京都大学人文科学研究所 本館4階大会議室
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
*アクセスは下記ホームページの「アクセス」参照
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/
[主催]:総合地球環境学研究所
「メガシティが地球環境に及ぼすインパクト」プロジェクト
(通称:メガ都市プロジェクト 代表:村松伸)
http://www.weuhrp.iis.u-tokyo.ac.jp/chikyuken/
京都大学東南アジア研究所GCOEプログラム
「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」
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京都大学人文科学研究所
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/
[コメンテーター]:籠谷直人氏(京都大学人文科学研究所教授)
エファワニ・エリサ氏(インドネシア大学工学部建築学科講師)
□ 開催概要
今や世界的なメガシティになったインドネシアの首都・ジャカルタ。ビッグチャンスを求めて国内外から多様な民族・地域の人々が今も流入し続け、熱く沸き上がる都市の様相は訪れる人を呑みこんでいます。その喧噪と混沌の一方で、町のあちらこちらには、約400年前にオランダ東インド会社が交易拠点としてバタヴィアを建設して以来の、長い歴史の痕跡が幾重もの層になって顔をのぞかせています。人々の多様な生業と多様な文化を惹きつけてきた歴史を、インドネシアをはじめ東南アジア、東アジアの歴史の第一人者であるライデン大学のブリュッセ教授が、主に17世紀から19世紀までに焦点を当てて紐解いていきます。
□ 講師紹介
レオナルド・ブリュッセ氏(Prof. Leonard Blusse)
ライデン大学文学部歴史学 科教授
研究分野は東南アジア・東アジアの前近代史、華僑史、日蘭交流史、世界史。
著 書にStrange Company, Chinese Settlers, Mestizo Women and the Dutch in VOC Batavia (Foris Publications Holland, 1986)、Bitter Bonds, A Colonial Divorce Drama of the Seventeenth Century (Markus Wiener Publishers, 2002)、Visible Cities Canton, Nagasaki, and Batavia and the Coming of the Americans (Harvard University Press, 2008)など多数。
□ 問い合わせ先/Contacts
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
総合地球環境学研究所
(Research Institute for Humanity and Nature)
担当:松田浩子 | MATSUDA Hiroko
(プロジェクト研究員)
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4
mail: matsudahiroko(at)chikyu.ac.jp
tel.: 075-707-2351(直通)/ 2353
fax: 075-707-2508