*当日は英語での講演になります
日 時:2011年3月12日(土) 14:00~16:00
会 場:京都大学人文科学研究所 本館1階102室
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
*アクセスは下記ホームページの「アクセス」参照
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/
主 催:総合地球環境学研究所
「メガシティが地球環境に及ぼすインパクト」プロジェクト
(通称:メガ都市プロジェクト 代表:村松伸)
http://www.weuhrp.iis.u-tokyo.ac.jp/chikyuken/
京都大学東南アジア研究所GCOEプログラム
「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」
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京都大学人文科学研究所
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/
コメンテーター:城山智子氏(一橋大学経済学研究科教授)
包慕萍氏(東京大学工学系研究科協力研究員)
【開催概要】
オランダの黄金の17世紀を支えた東インド会社は、1619年にバタヴィア(現在の
ジャカル タ)の建設を開始し、同時に中国人カピタンを任命して華僑との関係を重視しました。さらにカピタンを中心に設立された中国人公館(Council)は、商取引や遺産相続などのトラブルを審問する裁判機関として、20世紀半ばまでの長い年月を通じて特異な機能を果たしてきたといえます。そこでの審理内容を記録した「公案簿」は、1780年代以降のものが現存し、当時の人々の肉声が聞こえてくるかのような貴重な史料です。Kwee Huikian氏に、「公案簿」から浮かび上がるバタヴィアの中国人社会の一断面を語っていただきます。
【講師紹介】
Huikian Kwee
トロント大学歴史学科助教
研究分野は東南アジア史、華僑史、植民地史
著 書にThe political economy of Java's northeast coast c. 1740-1800 :
elite synergy (Brill, 2006)など。シンガポール大学で修士号、オランダ
・ライデン大学にて 博士号(歴史学)を取得。研究テーマは17世紀以降の
東南アジアにおける植民地社会、商業、中国人移民ネットワーク。現在、
中国南部と東南アジアの地域研究を統合する研究プ ロジェクトに携わる。
(トロント大学のホームページより)
【問い合わせ先】
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
総合地球環境学研究所
(Research Institute for Humanity and Nature)
担当:松田浩子 | MATSUDA Hiroko
(プロジェクト研究員)
〒603-8047 京都市北区上賀茂本山457番地4
mail: matsudahiroko[at]chikyu.ac.jp <mailto:matsudahiroko[at]chikyu.ac.jp>
tel.: 075-707-2351(直通)/ 2353
fax: 075-707-2508