ASAFAS/CSEASでは、アジア・アフリカ諸国の人材育成を促進する目的で、地域研究の博士号取得を目指す海外の若手研究者を受け入れるプログラムを実施しています。今回のパラダイム研究会では、博士論文を執筆中の3人の留学生に、研究の進捗について報告してもらいます。
3名はそれぞれ、「バングラディシュにおける洪水と河川浸食への対処」、「泥炭湿地林の保全と、地域住民の生計に対する環境サービス」、「農業開発を目的としたイスラム金融」という非常に興味深いテーマを追っておられます。博士論文に取り組んでいる院生の皆さんにとっても参考になると思いますので、奮ってご参加いただきますようお願いします。
第42回パラダイム研究会「留学生による研究成果報告会」
日時:2011年10月17日(月) 16:00-
会場:稲盛記念館3F中会議室
1. 報告 (16:00-)
Mohammad Najmul Islam
"Coping Strategies from Flood and River Erosion Hazard Risks on Char
(Island) Livelihood within the Padma Riverine Area in Bangladesh"
コメント:河野泰之(京都大学東南アジア研究所教授)
Haris psf Gunawan
"Peatswamp Forest and Restoration Experiments to Promote the Local
Community Livelihood and Ecosystem Services Functions in Riau
Biosphere Reserve, Indonesia"
コメント:小林繁男(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授)
Hakimi Shafiai
"Islamic Finance for Agricultural Development: Theoretical and
Practical Considerations, With a Special Reference to Activation of
Idle Land in Malaysia"
コメント:小杉泰(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授)
2. 総合討論 (16:45-)