所 属: 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 客員研究員/現代インド研究センター 研究員および人間文化研究機構地域研究推進センター 研究員
基幹研究: イニシアティブ4 「地域の知的潜在力研究」
研究課題: 生存基盤と環境運動
研究テーマ:
- インド環境運動のネットワーク
- 現代インドにおけるガーンディー主義の思想と実践
参考文献(1~2報):
平成19年度 G-COE関係業績:
- Shinya Ishizaka. 2007. “The Anti Tehri Dam Movement as a New Social Movement and Gandhism”, Journal of the Japanese Association for South Asian Studies, 18: 76-95.
- 石坂晋哉.2007.「現代インドのガンディー主義的環境思想―スンダルラール・バフグナのサルヴォーダヤ環境思想」,『アジア・アフリカ地域研究』第6-2号,507-521頁.
- 石坂晋哉.2007.「現代インドの環境運動とガンディー主義―テーリー・ダム反対運動を事例として」,『アジア文化研究』第33号,295-311頁
- 石坂晋哉.2007.「ガーンディーと自覚のポリティクス―アシス・ナンディのガーンディー論をめぐって」,『アフラシア研究』2,1-44頁.
- Shinya Ishizaka. 2007. “Leader-Follower Relations in the Foot Marches in Gandhian Environmental Movement in India”, Afrasia Working Paper, 20: 1-17.
- 石坂晋哉.2007.「スンダルラール・バフグナーと福岡正信の対話―ガンディー主義者訪日記録」(1)(2),『サルボダヤ』47(8・9)10-18頁,47(10)11-16頁.
- 長崎暢子,田中敏雄,中村尚司,石坂晋哉編.2008.『資料集インド国民軍関係者聞き書き』,研文出版,412頁.
- 長崎暢子,田中敏雄,中村尚司,石坂晋哉編.2008.『資料集インド国民軍関係者証言』,研文出版,630頁.
- 石坂晋哉.2008.「現代インドのガーンディー主義と環境運動―スンダルラール・バフグナーの思想と実践を中心に」,京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科提出博士論文,121頁
平成19年度 研究成果発表(口頭発表):
- 「ガンディー主義と環境運動―バフグナー夫妻のスワラージの追究」,国際基督教大学日印文化協定締結50周年企画公開講座「インドの多様性と統一性」,国際基督教大学,2007年4月20日
- “An Introduction to Gandhian Social Movements in India Today”, International Symposium “The Significance of Cultural Exchange between Japan and India: What is Prosperity in the Global Age?”, International Christian University, Tokyo, June 2, 2007
- 「現代インドにおけるガーンディー主義者の行脚と断食―スンダルラール・バフグナーの『昇華』の哲学と環境運動」,日本南アジア学会第20回全国大会,大阪市立大学,2007年10月6日
- “Politics of ‘Sublimation’: The Gandhian Environmental Movement in Contemporary India”, The Eighth Meeting of Study Group on Societal Development, Ryukoku University, Kyoto, February 9, 2008
- “Politics of ‘Sublimation’: The Gandhian Environmental Movement in Contemporary India”, The International Symposium “Resources under Stress: Sustainability on the Local Community in Asia and Africa”, Ryukoku University, March 23, 2008
- 「現代インドのガーンディー主義と環境運動―スンダルラール・バフグナーの思想と実践を中心に」,日本南アジア学会関西地区修論・博論発表会,大阪市立大学,2008年3月28日
平成20年度 G-COE関係業績:
- 石坂晋哉.2008.「グローバル化の現代インドとガンディー主義」,『アジア文化研究』別冊17号,77-96頁.
- 葛西實,石坂晋哉,宇野彩子,新津晃一.2008.「(座談会記録)グローバル化時代の真の豊かさとは」,『アジア文化研究』別冊17号,107-132頁.
- 石坂晋哉.2008.「アッピコ運動発祥の地―グッビガッデ村」,『インド通信』第361号,1-3頁.
- Yoshio Kawamura, Hisashi Nakamura, Shiro Sato, Aysun Uyar and Shinya Ishizaka (eds.). 2008. Resources under Stress: Sustainability on the Local Community in Asia and Africa, Afrasian Centre for Peace and Development Studies, Ryukoku University, 339p.
- Shinya Ishizaka. 2008. “Politics of ‘Sublimation’: The Gandhian Environmental Movement in Contemporary India”. In Yoshio Kawamura, Hisashi Nakamura, Shiro Sato, Aysun Uyar and Shinya Ishizaka (eds.), Resources under Stress: Sustainability on the Local Community in Asia and Africa, Afrasian Centre for Peace and Development Studies, Ryukoku University, pp. 145-155.
平成20年度 研究成果発表(口頭発表):
- 「ガンディー主義の『昇華』の政治―環境運動における行脚と断食」,国際基督教大学「南アジア史」講演,国際基督教大学,2008年4月25日
- 「インドのダム反対運動」,神戸女学院大学「環境社会学」講演,神戸女学院大学,2008年5月13日
- 「現代インドのガンディー主義と環境思想」,神戸女学院大学「アドバンストコース」講演,神戸女学院大学,2008年5月13日
- 「現代インドのガーンディー主義と環境運動―スンダルラール・バフグナーの思想と実践を中心に」,2008年度第1回文化人類学会近畿地区研究懇談会2007年度修了者博士論文発表会,京都大学,2008年6月21日
- 「ガーンディー主義における「民衆への奉仕」」,龍谷大学アフラシア平和開発研究センター2008年度第1研究班第3回研究会,龍谷大学,2008年9月19日
- 「M. K. ガーンディーと「共生」―ガーンディー主義における「民衆への奉仕」について」,日本南アジア学会第21回全国大会,東洋大学,2008年9月28日
- 「今に生きるガンディー―ガンディー主義的環境運動」,立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科公開講演,立教大学,2008年11月22日
- 「非暴力戦術の有効性―インド環境運動における行脚をめぐって」,日本平和学会関西地区研究会,龍谷大学,2009年2月14日
- 「「紛争」とは何か,「紛争解決」とは何か―南アジア研究の視点から」,龍谷大学アフラシア平和開発研究センター2008年度第1回全体研究会,龍谷大学,2009年2月27日
平成21年度 G-COE関係業績:
- Shinya Ishizaka. 2009. “What Has the Chipko Movement Brought about?: Forest Protection Movement and Environmentalist Network Formation in India”, Afrasia Working Paper, 52: 1-18.
- 石坂晋哉.2009.「ガーンディーの初転法輪としての『ヒンド・スワラージ』」,『サルボダヤ』49(10・11),23-30頁.
- 石坂晋哉.2010.「ガンディーの志を継ぐものたち」,『季刊民族学』131号,60-64頁.
平成21年度 研究成果発表(口頭発表):
- 「これまでのガーンディー研究とこれからのガーンディー研究」,科学研究費補助金基盤研究(B):「ガーンディーにおける生命・生存・スワラージ―非暴力思想の世界史的水脈」(研究代表者:長崎暢子)第1回研究会,龍谷大学,2009年7月12日
- “Rethinking Leader-Follower Relations in the Social Movement in India: An Analysis of Foot Marches in Gandhian Environmental Movements”, The Tenth Meeting of Study Group on Societal Development, Ryukoku University, July 14, 2009
- “Leader-Follower Relations in the Foot Marches in Gandhian Environmental Movements in India,” International Convention of Asia Scholars 6, Daejeon Convention Center, Korea, August 8, 2009
- 「インド社会運動研究の回顧と展望」,龍谷大学現代インド研究拠点プロジェクト(RINDAS)第3回全体研究会,龍谷大学セミナーハウスともいき荘,2009年8月26日
- 「インド近現代史のなかの社会運動―その共通性をめぐって(テーマ別セッション代表者趣旨説明)」,日本南アジア学会第22回全国大会,北九州市立大学,2009年10月3日
- 「チプコー運動はいかにして成功したか?―1970・80年代インドにおける辺境の森林保護運動と国家と世界」,日本南アジア学会第22回全国大会,北九州市立大学,2009年10月3日
- 「ウッタラーカンド州政治」,龍谷大学現代インド研究拠点プロジェクト(RINDAS)第2回インド州政治研究会,東京大学,2009年10月24日
- “Gandhian Studies at the University Level in Japan Today”, Hind Swaraj Centenary International Conference, Surajkund, Delhi, India, November 19, 2009
- 「ガーンディー主義の最前線―2009年11月現地調査報告」,科学研究費補助金基盤研究(B):「ガーンディーにおける生命・生存・スワラージ―非暴力思想の世界史的水脈」(研究代表者:長崎暢子),第2回研究会(合宿),龍谷大学セミナーハウスともいき荘,2009年11月29日
- 「『ヒンド・スワラージ』100周年のインド」,『ヒンド・スワラージ』100周年記念シンポジウム「歴史的地下水としてのガーンディーの平和思想と行動」(国際基督教大学アジア文化研究所主催),国際基督教大学,2009年12月19日
- 「マハトマ・ガンディー「近代文明」弾劾の書を読み直す―『ヒンド・スワラージ』100周年」,非暴力連続セミナー(非暴力平和隊・日本主催),文京シビックセンター,2010年1月23日
- 「「たたかいの政治」から「つながりの政治」へ―現代インドの環境運動」,第2回若手研究者合宿シンポジウム「人間圏を解き明かす―人間の生存,人びとのつながり」(京都大学グローバルCOE「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」),KKRホテルびわこ,2010年3月14日
- 「書評 近藤則夫編『インド民主主義体制のゆくえ―挑戦と変容』アジア経済研究所2009年(担当:第4章(森日出樹「インドにおける草の根民主主義と開発政治」))」,龍谷大学現代インド研究拠点プロジェクト(RINDAS)第3回インド州政治研究会,アジア経済研究所,2010年3月16日
- 「インド環境運動による「生存基盤持続型発展」の規範・制度の構築」,次世代イニシアティブ研究成果報告会(京都大学グローバルCOE「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」),京都大学東南アジア研究所,2010年3月27日
平成22年度 関係業績:
- 石坂晋哉、「チプコー運動によってもたらされたもの―インド森林保護運動と環境主義ネットワークの形成」、長崎暢子・清水耕介編『紛争解決暴力と非暴力』アフラシア叢書1、ミネルヴァ書房、2010年、348-367頁
- 石坂晋哉、「ガンディー主義」,田中雅一・田辺明生編『南アジア社会を学ぶ人のために』、世界思想社、2010年、195-196頁
- 石坂晋哉、「インド大規模ダム反対運動」,日本環境会議/「アジア環境白書」、編集委員会編『アジア環境白書2010/11』、東洋経済新報社、2010年、255-268頁
- 石坂晋哉、「ウッタラーカンド州―会議派の大勝、インド人民党の惨敗」、広瀬崇子・北川将之・三輪博樹編『インド民主主義の発展と現実』、勁草書房、2011年、142-144頁
- 石坂晋哉、『現代インドの環境思想と環境運動―ガーンディー主義と〈つながりの政治〉』、昭和堂、2011年、240頁
- 東長靖・石坂晋哉編『持続型生存基盤論グロッサリー』京都大学東南アジア研究所、2011年3月31日、142頁(「JFM(共同森林運営)」「SAARC」を執筆、54、59頁)
- 石坂晋哉、「インド近現代史のなかの社会運動―その共通性をめぐって」、『南アジア研究』第22号、2010年12月15日、107-111頁
平成22年度 研究成果発表(口頭発表):
- 石坂晋哉、「チプコー運動再考―インド森林保護運動における「つながりの政治」」、第41回環境社会学会大会(葛巻セミナー)、2010年6月6日、岩手県葛巻町
- 石坂晋哉、「インドの森林保護運動と森林政策―1970~80年代を中心に」、「現代インド地域研究」京都大学拠点研究グループ1第3回定例研究会「自然生態系と生命の再生産」、2010年12月11日、京都大学
- 石坂晋哉、「環境と政治・社会」、2010年度現代インド・南アジア次世代研究者合宿、2011年3月20日、KKRびわこ
- 石坂晋哉、“Aim of Session: Social Movements in Postcolonial India”、「現代インド地域研究」京都大学拠点(KINDAS)研究グループ1第4回定例研究“Social Movements in Postcolonial India”、2011年3月27日、京都大学
平成23年度 G-COE関係業績:
- 石坂晋哉「回顧と展望 南アジア(近現代)」『史学雑誌』120/5、2011年、906-910頁。
- 石坂晋哉「書評 B. R. ナンダ著、森本達雄訳『ガンディー―インド独立への道』(第三文明社、2011年)」『インド通信』394、2011年、4-5頁。
- 東長靖・石坂晋哉編『持続型生存基盤論ハンドブック』講座生存基盤論第6巻、京都大学学術出版会、近刊予定。
- Akio Tanabe, Kazuya Nakamizo, Shinya Ishizaka and Chie Fukuuchi (eds.), Development, Environment and Socio-political Transformation in South Asia: Diversity and Sustainable Humanosphere in Contemporary Dynamism.(予定)
平成23年度 研究成果発表(口頭発表):
- Shinya Ishizaka, “Social Movements in Postcolonial India”, Joint Conference of the Association for the Asian Studies & International Convention of Asia Scholars 2011, April 2, 2011, Hawaii Convention Center, Honolulu, USA.
- Shinya Ishizaka, “The Environmental Movement in Postcolonial India: The Chipko Movement and “Connective Politics””, Joint Conference of the Association for the Asian Studies & International Convention of Asia Scholars 2011, April 2, 2011, Hawaii Convention Center, Honolulu, USA.
- 石坂晋哉「インドを学ぶ、インドに学ぶ」岡山一宮高等学校生へのミニレクチャー、2011年10月31日、京都大学。
- Shinya Ishizaka, “The Ideology of “Environmentalism of the Poor” and After: An Attempt to Re-evaluate the Chipko (Forest Protection) Movement in India”, International Conference: Opening the Boundaries of Citizenship (Oecumene First Symposium: Citizenship after Orientalism), February 6, 2012, The Open University, Milton Keynes, UK. (予定)
- Shinya Ishizaka, “Ethicization of Gandhism?: Lage raho Munna bhai and Anna Hazare”, CSAS Open Research Seminar, February 23, 2012, Centre for South Asian Studies, University of Edinburgh, UK. (予定)
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