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所 属: 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 研究員
基幹研究:
研究課題:「知的潜在力」としてのアイデンティティの「柔軟性」と「重層性」
-東アフリカ牧畜社会における社会的生存基盤に関する研究-
研究テーマ:
- 東アフリカの牧畜民サンブルの年齢体系の変容に関する人類学的研究
- 東アフリカにおけるビーズ装飾を中心とした身体装飾とその変容
- 観光の文脈における自己表象、他者表象
- 「マサイ」をめぐる民族文化観光の可能性:ダンス・ショー、装身具販売を分析の中心として
参考文献(1~2報):
- Nakamura, Kyoko, 2005. Adornments of the Samburu in Northern Kenya: A Comprehensive List. The Center for African Area Studies, Kyoto University.
- 中村香子 2004 「『産まない性』-サンブルの未婚の青年層によるビーズの授受を介した恋人関係」田中二郎・佐藤俊・菅原和孝・太田至編『遊動民(ノマッド)』 昭和堂, pp.412-438.
平成19年度 G-COE関係業績:
- 中村香子 2008 「ケニア・サンブル社会における年齢体系の変容動態に関する研究―青年期にみられる集団性とその個人化に注目して―」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科提出.博士学位論文.
平成20年度 G-COE関係業績:
- 中村香子 (印刷中) 「牧畜民サンブルの割礼をめぐる新しい選択肢」『JANESニュースレター』18,日本ナイルエチオピア学会
- 中村香子 内藤直樹 2009 「アイデンティティの柔軟性と重層性に関する研究-東アフリカの牧畜社会における他者と自己の構築」『Kyoto Working Papers on Area Studies』69 (GCOE Series 67):1-20, 京都大学東南アジア研究所
- 中村香子 2009 「ケニアの主食ウガリと牧畜民」『アジ研ワールド・トレンド~特集号:世界は何を食べているか-第三世界の主食-』161:22-23,アジア経済研究所
- 中村香子 2008 「ケニア・サンブル社会における年齢体系の変容動態に関する研究―青年期にみられる集団性とその個人化に注目して―」京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科提出.博士学位論文
平成20年度 研究成果発表(口頭発表):
- 中村香子 2008 「サンブルのビーズ装飾:観光化・グローバル化の文脈」「POP AFRICAアフリカの今にノル?!」シンポジウム(国士舘大学,2008年11月15日~16日)
- 中村香子 2008 「ケニア・サンブル社会における年齢体系の変容動態に関する研究―青年期にみられる集団性とその個人化に注目して」日本文化人類学会・民族学研究懇談会(近畿地区)(京都大学,6月21日)
- 中村香子 2008 「『モランをやる』『モランをやめる』―ケニア・サンブル社会における若者の割礼・結婚の個人化傾向と年齢体系の変容―」日本アフリカ学会第45回学術大会(龍谷大学, 2008年5月)
- 中村香子 2008 「『観光の文脈』と『本来の文脈』―ケニア・サンブルの観光地への出稼ぎの事例より―」日本文化人類学会第42回研究大会(京都大学, 2007年5月31日)
平成21年度 関係業績:
平成21年度 研究成果発表(口頭発表):
平成22年度 関係業績:
- 中村香子、「牧畜民サンブルの割礼をめぐる新しい選択肢」、平成22年4月、『JANESニュースレター』18, 日本ナイル・エチオピア学会
- 中村香子、「ケニア・サンブル社会における年齢体系の変容動態に関する研究-青年期にみられる集団性とその個人化に注目して-」平成23年3月、京都大学アフリカ地域、研究資料センター発行
- 書評・ジェイコブ・J・アコル著、小馬徹訳、『ライオンの咆哮のとどろく夜の炉辺で――南スーダン、ディンカの昔話』、平成22年7月、『神奈川大学評論』66:177, 神奈川大学
平成22年度 研究成果発表(口頭発表):
- 中村香子、「マサイの戦士」の観光経験、平成22年9月、観光と社会・文化の研究会(奈良県立大学)
- 中村香子、「スルメレイ」という選択-ケニアの牧畜民サンブルの女性による新たな年齢範疇の創出-、平成23年3月、第16回生態人類学会研究大会(京都大学)
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