日 時:2007年12月4日(火) 13:00~15:00
場 所:東南アジア研究所・東棟2階会議室E207
東南アジアと日本の森林をどう捉えるか?
-生態学的な機能と人間による資源利用における地域間比較-
【趣旨】
自然資源をこれまでのように切り取って利用するのではなく、その地球規模で循環する力を最大限活用した制度や技術のあり方について議論することはイニシアティブ2班「人と自然の共生研究」の重要な課題の一つです。今回の研究会では、熱帯林における水や炭素などの物質の長期循環メカニズムに関する最新の研究成果を踏まえつつ、そうした生態学的特徴を持つ熱帯(東南アジア)の森林における資源利用の特徴を、温帯(日本)との比較の中で明らかにし、熱帯林における自然資源利用のあり方について考えます。
- 小杉 緑子 (農学研究科)
「東南アジア熱帯雨林におけるガス交換の諸特徴および温帯林との比較」
- 谷 誠 (農学研究科)
「長期の森林利用が水土流出に及ぼしてきた影響について」
- 神崎 護 (農学研究科)
「森林資源の現状とその利用:日本のスギ林はほんとうに劣化しているのか?東南アジアの森林の資源にどこまで頼れるのか?」
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