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G-COEプログラム:地域研究の展開と研究教育体制の課題(2007/11/11)

「動き出したグローバルCOEプログラム:地域研究の展開と研究教育体制の課題」

 

活動の記録>>

日 時:2007年11月11日(日曜日)午前10時30分~午後4時40分

会 場:東北大学片平さくらホール2階会議室
〒980-8577 仙台市青葉区片平二丁目1-1 (地図は下記URLをご参照ください。)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/access_map/map-katahira.htm
共 催:日本学術会議地域研究委員会、地域研究コンソーシアム、地域研究学会連絡協議会
東北大学東北アジア研究センター

 

 この夏、いよいよグローバルCOEプログラム(GCOEプログラム)が動き始めました。
初年度(2007年度)採択の63件のなかには、「学際、複合、新領域」分野のみならず「人文科学」分野などに、地域研究プログラム、さらに地域におけるフィールド調査や地域からの視点を重視したプログラムが相当数含まれています。
GCOEプログラムは、新しい視点による集中的な研究蓄積により卓越した研究拠点を形成するとともに、「我が国の大学院の教育研究機能を一層充実・強化し、世界最高水準の研究基盤の下で世界をリードする創造的な人材育成を図る」(グローバルCOEプログラム委員会、「平成19年度『グローバルCOEプログラム』審査結果について」、2007年6月)ことを目的として設定されました。また、時を同じくして、一昨年に改組された日本学術会議の地域研究委員会においても、地域研究の体制と基盤の整備、とくに大学院教育の改革提言のとりまとめが議論されています。今こそ、科学者コミュニティの英知を集めた、地域研究の体制整備にむけた取り組みが求められていると考えます。
本シンポジウムは、上記のような趣旨に基づき、地域研究に関連するGCOEプログラムから、それぞれのプログラムの特色(課題設定、アプローチ、研究体制など)および次世代育成や大学院教育への取り組みについて報告していただき、新しい地域研究の研究と教育の両面における新機軸と可能性、そしてそのために必要な研究教育体制整備について、率直に意見を交わし検討する機会に、と企画しました。
このシンポジウムは、日本学術会議地域研究委員会、地域研究コンソーシアム、地域研究学会連絡協議会が、協力して開催します。
ぜひ、ご参加いただきますようご案内申し上げます。

シンポジウム連絡先
連絡調整担当:押川文子 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学地域研究統合情報センター
電話 075-753-9606(研究室)9616(事務局)
FAX  075-753-9602 e-mail: osikawa@cias.kyoto-u.ac.jp
会場担当(ポスター展示、会場などに関する問い合わせ):高倉浩樹
〒980-8577 仙台市青葉区片平二丁目1-1 東北大学東北アジア研究センター
電話 022-795-7572? e-mail:  hrk@mail.tains.tohoku.ac.jp

*準備の都合上、ご参加の場合は、連絡調整担当まで、事前にご一報いただければ幸いです。当日のご参加も歓迎いたします。


・プログラム (2007.9.06現在)

 
(敬称略)
時間  プログラム 講演タイトル
10:30 開会の挨拶と趣旨説明
北海道大学スラブ研究センター(地域研究コンソーシアム会長)家田修
10:45 報告1

東京外国語大学地域文化研究科地域文化専攻
「コーパスに基づく言語学教育研究拠点」       報告者:峰岸真琴(拠点リーダー)

11:15 報告2

大阪大学人間科学研究科人間科学専攻
「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」      報告者:小泉潤二(拠点リーダー)

11:45 報告3

大阪市立大学都市研究プラザ
「文化創造と社会的包摂に向けた都市の再構築」  報告者:佐々木雅幸(拠点リーダー)

12:15 -13:15 昼食休憩

13:15 報告4

横浜国立大学環境情報研究院自然環境と情報部門
「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」     報告者:松田裕之(拠点リーダー)

13:45 報告5

長崎大学医歯薬学総合研究科放射線医療科学専攻
「放射線健康リスク制御国際戦略拠点」       報告者:高村 昇(分担者)

14:15 報告6

京都大学東南アジア研究所
「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」
報告者:杉原 薫・河野泰之(拠点リーダー、事務局長)
発表資料( PDF)>>
ポスター・パネル(成果公開)>>

14:45-15:00  休  憩
15:00 報告7

早稲田大学アジア太平洋研究科国際関係学専攻
「アジア地域統合のための世界的人材育成拠点」
報告者:天児慧(拠点リーダー)代理

15:30 日本学術会議からの報告

「日本における地域研究の教育・研究体制の現状とその改革」
東京女子大学(日本学術会議地域研究委員会委員長)油井大三郎

15:50 総括討論
16:30 閉会の挨拶
大東文化大学(地域研究学会連絡協議会事務局長) 加藤普章
 

 若干の変更の可能性があります。




活動の記録:

2007年11月11日、東北大学片平さくらホールにて、連携シンポジウム「動き出したグローバルCOEプログラム:地域研究の展開と研究教育体制の課題」が開催された。このシンポジウムは、2007年度に採択されたグローバルCOEプログラムのうち、地域研究に関連した下記7件のプログラムの特色、次世代育成・大学院教育への取り組みについて報告の後、地域研究の新機軸と可能性やそのために必要な研究教育体制の連携について、率直に意見を交わすことを目的としたものである。

1.    東京外国語大学「コーパスに基づく言語学教育研究拠点」
2.    大阪大学 「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」
3.    大阪市立大学「文化創造と社会的包摂に向けた都市の再構築」
4.    横浜国立大学 「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」
5.    長崎大学 「放射線健康リスク制御国際戦略拠点」
6.    京都大学 「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」
7.    早稲田大学 「アジア地域統合のための世界的人材育成拠点」

本プログラムからは杉原拠点リーダーと河野事務局長が報告を行い、幅広い文理融合と長期的でグローバルな視野の獲得を通じた持続型生存基盤パラダイムの創出という本プログラムの目的と、それを支えるための研究教育体制について説明した。いずれの研究拠点も21世紀COEプログラムを通じて熟成させた個性のさらなる充実と、国際的に活躍できる若手研究者の育成機能の強化を目的に計画されていたが、地域研究のもつ学際性ゆえに、特に若手育成・大学院教育においては大学を超えた交流の必要があるのではといった意見も提出された。地域研究コンソーシアムのような横断的組織を通じた各プログラムの相互連携が、グローバルCOEプログラムのみならず、今後の地域研究発展の1つの鍵となると思われる。

(文責 佐藤孝宏)

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