Custom Search

Language

Contents

アンケート

本サイトをおとずれた理由

本サイトをおとずれた理由は何ですか?

  •  プログラム概要閲覧
  •  研究会情報
  •  プログラムメンバー
  •  フィールドステーション
  •  報告閲覧
  •  プログラム成果閲覧
  •  写真閲覧
  •  公募
  •  その他
このアンケートにはさらにもう 2 件、質問があります。
結果
他のアンケートを見る | 96 voters | 0 コメント

ログイン

ログイン

日本南アジア学会・第20回全国大会プログラム(2007/10/06-07)

日 時:2007年10月6日(土)~7日(日)
場 所:大阪市立大学杉本キャンパス)

第1日 2006年10月6日(土曜日)
  受付開始 9:30   1号館 1階

午前の部 10:00~12:30
<小パネル:1> 深刻化する都市環境とカースト/エスニシティ:
                バングラデシュの清掃労働をめぐって
第1会場(1号館 128号教室)
司会:脇村 孝平
趣旨説明:野口 道彦
三宅 博之 「清掃労働をめぐる価値転換」
野口 道彦・佐藤 彰男 「清掃労働者の社会移動」
Iftekar Uddin Chowdhury 「Contemporary Dalit Issues in Bangladesh」
佐野 光彦 「清掃労働者の連帯の可能性:ダカ市清掃労働者組合などを事例にして」
坂本 真司 「清掃労働者コミュニティにおけるメディア文化の形成:
                      衛星TV放送の受容を中心に」
ディスカッサント:篠田 隆・高田 峰夫


<自由論題A>
第2会場(1号館 127号教室)
司会:矢野 道雄・藤井 正人
鈴木 孝典 「インド実在論学派における革新と保守:言語認識をめぐる2つの態度」
杉木 恒彦 「サンヴァラのhomaの体系」
北田 信 「北インドの音楽文献(サンスクリットとペルシア語)」
前島 訓子 「インドにおける『仏教の聖地』をめぐる議論とその展開:
          『仏教の聖地』の地域的固有性の理解に向けて」


<自由論題B>
第3会場(1号館 122号教室)
司会:藤井 毅・南 真木人
木村 真希子 「森林村とトライブの土地喪失:アッサムの「トンギヤ」村を事例に」
榎木 美樹 「部族社会から近代社会へ:インドに居住する
             亡命チベット人のアイデンティティ形成」
森田 剛光 「タカリーと弓:民族技術の伝統と変容」
澁谷 俊樹 「カーリー女神の変容と現在:『おぞましきもの』をめぐって」


ランチタイム 12:30~14:00
午後の部 14:00~16:30
<小パネル:2> 19世紀の南アジア文学にみる作者の内面の揺れ:変革期の多様性
第1会場(1号館 128号教室)
司会:水野 善文
趣旨説明:臼田 雅之
坂田 貞二 「ヒンディー語文人バーラテンドゥ・ハリシュチャンドラ(1850-1885)に
見られる揺れ:韻文によるクリシュナ神讃歌から、散文による民族像素描へ」
ディスカッサント:長崎 広子
松村 耕光 「ムハンマド・フサイン・アーザード(1830?1910)のウルドゥー詩改革論」
ディスカッサント:萩田 博
臼田 雅之 「ナショナリズム・叙事詩・抒情詩:タゴール登場のころのベンガル」
ディスカッサント:杉本 浄
石田 英明 「近代マラーティー文学とKeshavsut(1866-1905)」
ディスカッサント:小磯 千尋
(補足コメント)マラヤーラム文学の場合:粟屋 利江
(補足コメント)サンスクリット学者の場合:水野 善文

<自由論題C>
第2会場(1号館 127号教室)
司会:長崎 暢子・三宅 博之
七五三 泰輔 「環境保全政策の実践における生産資源をめぐる文化の政治:
  バングラデシュ、ハカルキ・ハオールにおける環境保全プロジェクトを事例として
宮本 万里 「ブータンの自然国立公園における環境保護政策と地域社会:
  『環境にやさしい』生活様式をめぐる文化の政治」
石坂 晋哉 「環境運動におけるガンディー主義者の行脚と断食:
  スンダルラール・バフグナーの「昇華」の哲学と政治」
石井 一也 「グローバル化時代におけるガンディー思想の意義:
  アマルティア・K・センによる批判を超えて」


<自由論題D>
第3会場(1号館 122号教室)
司会:藤田 幸一・吉田 修
佐藤 誠 「インド・オリッサ州における染織業生産者世帯の家計と生活戦略」
今藤 綾子 「村落パンチャーヤット議員の政治活動に関する一考察:
   ケーララ州タリクラム村におけるインタビュー調査から」
Farhat Tasnim 「Civil Society in Bangladesh:
   Vibrant but not Vigorous」
山本 真弓 「1964年ブータン首相暗殺事件とチベット独立運動」


16:40~17:20    会員総会   第1会場 (1号館 128号教室)

17:30~19:30    懇親会        高原記念会館

第2日 2007年10月7日(日曜日)

午前の部 10:00~12:30
<小パネル:3> 現代インド経済の課題と展望
第1会場(1号館 128号教室)
司会:宇佐 美好文
趣旨説明:佐藤 隆広
馬場 敏幸 「インドの金型産業」
上池 あつ子 「インドの製薬産業」
杉本 大三 「インドの農業」
佐藤 隆広 「インドのマクロ経済」
福味 敦 「インドの財政政策」
久保 彰宏 「インドの金融政策」
ディスカッサント:絵所 秀紀


<自由論題E>
第2会場(1号館 127号教室)
司会:井坂 理穂・水島 司
小嶋 常喜 「植民地期インドにおける農民の登場:
  キサーン・サバー運動の社会史的系譜」
五十嵐 理奈 「バングラデシュ美術の成立に果たしたチッタゴン派の役割」
川津 千佳 「植民地期インド軍のインド化とナショナリズム」
土本 恵介 「ジンナーの政治活動について:1906年から1916年を中心に」


<自由論題F>
第3会場(1号館 122号教室)
司会:押川 文子
加瀬川 雅人 「グローバル状況下の民族医療における知識の新たな位置付け:
  インド・ケーララ州の事例から」
菅野 美佐子 「女性は変化をいかに語るか:
  ウッタル・プラデーシュ州農村社会における参加型開発とジェンダー規範の変容」
小原 優貴 「初等教育の普及における政府と住民組織の連携:
  インドのオルタナティブ教育の考察から」


ランチタイム 12:30~13:30
午後の部 13:30~17:00  大会場 (7号館 704号室)
<全体シンポジウム> 南アジア・日本・世界:グローバル化と南アジア認識の変貌
司会:秋田 茂・山根 聡    趣旨説明:脇村 孝平
片岡 啓 「インド学 」
中島 岳志 「思想」
黒崎 卓 「経済」
三輪 博樹 「政治」
大石 高志 「歴史」
田辺 明生 「社会」
ディスカッサント:辛島 昇・中村 尚司

【 趣旨 】
<全体シンポジウム> 学会創立20周年企画「南アジア・日本・世界:グローバル化と南アジア認識の変貌」
かつて南アジアは、わが国の人びとにとって、「植民地支配」、「貧困」、「後進性」、「異文化」、「悠久」など様々なイメージ・観念を喚起する非常に個性的な文化・文明ではあったけれども、あくまでも世界における周縁に位置づけられる存在に過ぎなかった。しかし、1990年代以降、グローバル化の一層の進展とともに、私たちの南アジア認識にも大きな転換が訪れた。南アジアは、インドの経済的台頭や世界各地における南アジア系ディアスポラの活躍などもあって、個性的ではあるけれども周縁的な文化・文明というのに止まらず、グローバル化した世界における基軸的な存在として姿を現そうとしている。このことは、現在の南アジア世界への認識だけではなく、私たちが南アジアの歴史をどのように捉えるのかという、歴史像の問題にすら影響を及ぼそうとしている。
学会創立20周年を迎えるにあたって、本シンポジウムが、このような南アジア認識の変貌を、今日までのわが国における南アジア認識の変遷を辿りつつ、位置づける試みとなれば幸いである。したがって、報告者の方々には、でき得る限り、今日までの南アジア研究の精神史的文脈にも論及していただくことをお願いしている。報告者には、今日の南アジア認識の変貌に関して鋭敏な感覚を有する少壮の研究者にお願いし、他方でコメンテーターとして、長年にわたって南アジアを見つめてこられた先学の先生にご登場いただくことになる。
報告者の方々には、それぞれの分野に関して、(1)わが国の南アジア研究におけるintellectual
historyを振り返りつつ、(2)現代(1990年代半ば以降)における南アジア認識の変貌を語っていただくこと。逆に言い換えると、(1)現代(1990年代半ば以降)における南アジア認識の変貌を語っていただきつつ、(2)わが国の南アジア研究におけるintellectual
historyを振り返っていただくことをお願いしている。
  • 日本南アジア学会・第20回全国大会プログラム(2007/10/06-07)
  • 0コメント
  • アカウント登録

サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。