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東南アジアの自然と農業研究会 第132回研究会(2007/10/19)

日 時:2007月10月19日(金)午後4時~午後6時
場 所:東南アジア研究所  東棟2階第1教室
京都市左京区吉田下阿達町 46 川端通り荒神橋東詰め

テーマ:「台湾原住民およびバタン諸島におけるキダチトウガラシの呼称・利用方法」
話題提供者:山本宗太(京都大学大学院農学研究科)

【要旨】
  キダチトウガラシ(Capsicum frutescens L.)は多年生の半灌木で、樹高は0.5~2m、果実は1~5cmの紡錘形で、食べると非常に辛く、独特の香りをもつ。キダチトウガラシは中南米原産であるが、現在では熱帯・亜熱帯の幅広い地域に分布している。
東南アジア・東アジアでは、キダチトウガラシは市場で大量に取引されず、主にホームガーデンで栽培されており、在来品種に様々な変異があることが知られていたが、これまでその分布に関する研究報告はなかった。
発表者はこれまで、形態的特徴の違い及びアイソザイム分析によって、東南アジア・東アジアに分布するキダチトウガラシの系統分類をおこなってきた。その結果、南西諸島で採集した系統はインドネシアで採集した数系統と近縁であることが示された。しかし、南西諸島とインドネシアの中間に位置する島嶼部において、キダチトウガラシの分布や利用方法などに関する情報が非常に少なかった。
本発表では、台湾(特に台湾原住民)とフィリピンのバタン諸島におけるキダチトウガラシの呼称・分布・利用方法などの現地調査結果を報告する。これまでの栽培植物の研究は遺伝資源・文化資源ともに原産地、あるいは原産地の周辺地域における研究が多いが、新大陸起源の栽培植物が旧大陸の文化要素にどのように取り込まれているのかをみていきたい。

 問合せ先:
佐々木綾子  京都大学大学院農学研究科
              Tel. 075-753-6361  mailto: sasaki22@kais.kyoto-u.ac.jp
小坂康之 京都大学東南アジア研究所
              Tel. 075-753-7333  mailto: kosaka@cseas.kyoto-u.ac.jp
田中耕司  京都大学地域研究統合情報センター
              Tel. 075-753-9600(センター長室)、9603(代表)、7307(研究室)
              mailto:kjtanaka@cias.kyoto-u.ac.jp

WEBSITE:http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/seana/

 

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