【プログラム】 | ||
13:00-13:10 | はじめに | |
13:10-14:00 | 「エネルギー作物の育種に向けた植物細胞壁の合成制御」 鈴木 史朗(ユニット助教) |
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14:00-14:50 | 「バイオリファイナリーのためのリグノセルロース糖化発酵プロセス」 渡辺 隆司(生存圏・教授) |
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14:50-15:10 | 休 憩 | |
15:10-16:00 | 「バイオエタノール生産のための林木育種」 林 隆久(生存圏・准教授) |
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16:00-16:50 | 「エネルギー生産に適したリグノセルロースバイオマスの分子育種に対する研究基盤構築」 梅澤 俊明(生存圏・教授) |
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16:50-17-20 | 総合討議 | |
17:20-17:30 | 総合評価(ユニット長 井合 進) |
現在バイオエタノール原料として利用されている植物バイオマスは、トウモロコシやサトウキビが中心だが、それらは食 糧・飼料用のものと競合するので、木材 などのセルロース系エタノールの安価な生産が求められている。日本国内の原料とともに、東南アジアの人工林、とくにアカシア林を、パルプ生産のための体制 からエタノール生産に転換させる可能性があり、そのための技術開発が必要だとのことであった。
渡 辺隆司先生は、アメリカの化学工業が、石油リファイナリーに代わって、「バイオリファイナリー」と呼ばれる新しい基幹産業の発展を目指して、巨大な開発投 資を行っている状況を報告された。カーボンニュートラルな資源であるバイオマスから化学品、燃料、エネルギーを体系的に生産する、21世紀の基幹産業とな る可能性を秘めており、日本も東南アジアを含むアジア大のネットワークを形成する必要があるとのことであった。
(文責 杉原)