公開シンポジウム「人類学的リスク研究の探求」(2008/10/11):活動の記録を掲載しました。
【活動の記録】
本シンポジウムでは、人類学の視点からリスクという問題に取り組む、意欲的な報告がなされた。
まず第1部では、「生活基盤とリスク」というテーマで、3つの報告があった。市野澤氏は2004年末のインド洋津波後のプーケット日本人社会の事例をもとに「リスク化」のプロセスを整理し、松村氏は自身がJICA専門家としても関わるバングラデシュの地下水砒素汚染を事例に、どのように問題が発見され、行政や住民によってどのような対応がとられているかを論じた。福井氏は日本の高齢者の問題を取り上げ、それがリスクとして立ち現れてしまっている現状を説明し・・・
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