第12回G-COEパラダイム研究会(2008/10/20):活動の記録
を掲載しました。
【活動の記録】
今回のパラダイム研究会は「緑の革命」をテーマに二人の発表者が異なる視点・事例から発表を行った。「緑の革命」というと一般にコメにおけるIRRIや小麦のCIMMYTなどの改良品種の成功として語られることが多いが、最初の発表者である藤田幸一氏(東南研)はインド(とくにパンジャブ地方)における「緑の革命」の進展において、1960年代半ばの大旱魃を背景にした農政の大転換(技術重視へ)、この地域における英国植民地期の灌漑用水路の整備と中規模農民の存在、管井戸の利用などがそれを支えていたことを指摘した。さらに、インドにおける「緑の革命」を1960年代半ばからの第1波と、1980年代の第2波に分け・・・
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