水文・水資源学会 市民との交流シンポジウム
「水の循環と人間のかかわり」~地球温暖化時代を生き抜くための知恵~
わたしたちは、温暖化による地球規模での環境劣化や災害激化に直面しており、これには水循環の変化が大きくかかわっています。水文・水資源学会では、地球生態系の水循環や治水・利水の歴史を、市民の皆様にできるだけ正確にお伝えする趣旨で下記のシンポジウムを企画しました。市民の目線を重視したパネルディスカッションも行います。水問題にご関心をお持ちの方が多数ご参加下さいますよう、ご案内します。
開催日時: 2010年9月11日(土) 10:00~17:00
会場: 法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎 さったホール(870人収容)
参加申し込み (参加費無料)
お名前、ご所属(またはご住所)、連絡先(e-mailかFAX等)を記入し下記へ
(メール)ishw-sympo[at]bunken.co.jp(FAX) 03-3368-2822
問い合わせは、(株)国際文献印刷社内水文・水資源学会事務局 TEL: 03-5389-6208
※会場での当日申込みも受付ける予定です(事前の申込み者数の状況によります)。
プログラム:
第一部 水はどのように地球上をめぐっているのか
1)地球の気候における水循環の役割 (名古屋大学教授 安成哲三)
2)水循環における森林など生態系の役割 (京都大学教授 谷誠)
3)流域水循環における地下水の役割 (筑波大学シニアアドバイザー 田中正)
第二部 人間は水とどのように付き合ってきたのか
4)利根川流域の治水 ~現状と課題~ (東京大学名誉教授 虫明功臣)
5)農業における水利用の歴史 (筑波大学教授 佐藤政良)
6)都市と水資源 ~東京を例に~ (芝浦工業大学教授 守田優)
第三部 パネルディスカッション
ファシリテーター:青山佳世(アナウンサー),砂田憲吾(山梨大学教授、水文・水資源学会長)