第12回京都大学国際シンポジウム 変化する人種イメージ-表象から考える |
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日時: | 金曜日, 2008年12月 5日 - 土曜日, 2008年12月 6日 全日 |
種類: | セミナー |
場所: |
京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール |
詳細: | 2002年に開催した国際シンポジウム「人種概念の普遍性を問う」では、学際的な議論をとおして人種概念の通説に挑んだ。今回は「概念」と表裏一体の関係にある「現実感」について考える。人種概念が生物学的実体をもたず、社会的構築物にすぎないと了解されても、社会のあらゆる場面で人種を実感するのはなぜか―、その課題にとりくむ鍵を、人種表象に求める。真実の歪曲として表象を論じるのではなく、さまざまなメディアや言説を通して人種の現実感を生み出す、表象の主体的役割に光を投じる。本シンポジウムでは、とくに表象の「変化」に着目したい。表象が、社会状況の変動によりどのように動くのか―その変化のプロセスを考察する。変化する人種表象のさらなる可能性について、この分野を代表する海外研究者らとともに探りたい。 |